
『おえかき草紙』へようこそ!
管理人の もげら です。
管理人が絵描きを志したのは、今の元号になる前のあの頃・・・
当時、こんなことを思っていました。

ゆくゆくは
絵だけで食べていけたらいいな!
そんな夢を抱きながら、絵とは関係ない仕事をしつつ、コンクールに挑戦したり、絵で生計を立てている画家のもとに弟子入りしたりと、さまざまな経験を積んできました。
実際に百貨店などでの販路に乗せることもでき、ありがたいことに作品にご縁をいただけることもありました。
・・・ですが、「絵だけで食べていく」ことは、そんなに甘い話ではないということを思い知らされました。

作品がいくら売れたとしても
個展を企画してもらえたり
ギャラリーのイチオシ作家に
なれるわけではないようです。
知名度をあげようとSNSをはじめても、思うようには伸びない・・・
そして極めつけは、勤めていた会社の倒産。
まさか本当にゼロからの再出発になるとは、思ってもいませんでした。

厄年だからでしょうか?
それでも管理人は、描き続ける道を選びました。
ただ、描くだけでは食べていけない今、「生き延びるため」の副業を、本気で探しはじめました。
絵を描く人ができそうな副業を 管理人の目線 でまとめた備忘録としてまとめていきます。
もしこの記事が、「何かはじめなきゃ!」と悩んでいるあなたにとって、ほんの少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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そもそも「絵で食う」はなぜ難しいのか?

「絵だけで食べていけたらいいな」――
絵を描くことが好きならば、きっと誰もが一度は抱く夢だと思います。
けれど、実際に 絵を仕事にする ことの難しさは、想像以上です。
ここでは、管理人が実際に感じた【絵で生きる現実】を、正直に書いてみます。
▪ ギャラリーや百貨店に出しても「売れる」とは限らない
画家を志した当初、管理人はこう思っていました。

百貨店で展示できれば、
あと少しでスター作家だ!
そのように語る先輩作家がまわりに何人もおりましたので、管理人もそれを本気で信じていました。
だから、はじめて百貨店で開催されるグループ展に参加が決まった時は、まるで天にも昇るような気分でした。
「これで、画家としての道が開ける!」
・・・本気でそう思っていました。

今思うと
能天気すぎでした。
ありがたいことに、じぶんの絵が売れることもありました。
率直に嬉しかったのと、「スター作家として名をあげる日も近い」と、毎日がきらめいていました。
しかし、絵の世界はそんなに甘いものではありませんでした。
百貨店で作品を展示したからといって、作品がいくつか売れたからといって、継続的な収入 にはまったく繋がらない・・・というところが現実です。
その理由は次の通りです
- 展示の機会が不定期(毎回お声がかかるわけではない)
- 売れても手数料が差し引かれる(作家の取り分は大体3割)
- 作品が高額なため、『買うために来る』人はそもそも少ない
つまり、「百貨店に出せば売れる」というのは、都市伝説に近いものだったのです。
百貨店での展示は、ほとんどの場合ギャラリーが間に入ります。
基本的には、会場ではギャラリースタッフが販売対応をしてくれます。
これはもうそろそろ時効だろうと思うので、こっそり書いてしまうことにします。
百貨店デビュー当初、自分だとバレないよう変装して、自分の展示をこっそり見に行ったことがあるのですが・・・
人間不信とまでは言いませんが、どうしても気になってしまったのです。

いわば
ミステリーショッパー的な感じです。
グループ展では、複数の作家の作品が展示されます。
当然ながら、ギャラリーのスタッフは特定の作家だけを売り込むわけではありません。
とはいえ、管理人のような新参者よりも、ギャラリーが長年推してきた中堅・大御所作家に力を入れるのは、ある意味当然のことです。

仕事ですから
売れる可能性の高いほうに
比重がかかるのは当たり前です。
その日、管理人はこんな場面を目撃しました。
- 自分の作品の前で悩んでいたお客様がいた
- スタッフが近くにおらず、一度立ち去ってしまった
- しばらくして戻ってきて、スタッフを探すそぶりを見せた
- 結局誰も対応せず、そのまま帰っていってしまった
管理人の作品が配置されていた『新参者ゾーン』は、いわば放置エリアだったのです。
他の新規作家さんの前でも、似たような場面を何度か目にしました。
誰かが対応したところで、100%売れるわけではありません。
ですが、何らかのチャンスが、確実に逃されているのは事実です。
この経験から学んだことは、
ギャラリーや百貨店の展示がゴールではない・・・ということ。
そこに出たからといって、売れる保証はどこにもありません。
むしろ、展示の機会に恵まれても売約に至らず、結果的に「売れない作家」というレッテルだけが貼られ、やがてどこからも声がかからなくなる・・・というバッドエンドルートに知らぬ間に乗ってしまうこともあるのです。
展示は、確かに貴重なチャンスのひとつです。
ですが、「百貨店に出せれば何とかなる」という幻想は、はやめに手放しておいたほうが、結果的に心が折れにくくなります。
▪ SNSが伸びない=認知されない=売れない

「SNSで人気が出れば、絵も売れるようになるよ!」
最近では、そんな話をよく聞きます。
実際、SNS経由でファンがつき、絵が売れている作家さんもいます。
当たり前かもしれませんが、それは誰にでも通用する道ではありません。
管理人はまず、「作家仲間を増やしてみよう!」と思い、SNSをはじめてみました。
展示でご一緒した方や、話したことのある作家さんを中心に「いいね」やフォローをしてみたんです。
結果、9割はスルーされました。
もしかしたら、管理人が昨今のSNSの暗黙のルールを理解していないのかもしれません。
管理人が学生の頃は、知り合いであれば基本的に「いいね」や「フォロー」は返ってくるものでした。

時代が変わったのかしら。
「もしかして いいね されるの、嫌なのかな?」と思ったのと、もともとSNS不精であるのもあいまって、知り合い相手でも反応すること含め、見ること自体をやめてしまいました。

登録してる意味とは・・・?
投稿しても、やはり「いいね」は伸びません・・・
タグや投稿する時間帯など、考えられることはいろいろ試しました。
でも、まったく効果なし!
SNSでは、見られない=存在していないのと同じ だと今では思っています。
時間を費やすだけムダな気がして、最近では放置気味です。

どちらかというとSNSよりも
ブログに時間をかけたいというのも
ありますが・・・
初対面の人と仲良くなることが苦手な方や、人の心を掴むことが得意ではないのなら、どんなに良い絵が描ける場合でも、SNSに重きを置くことはやめたほうが無難です。
SNSに向かない場合もあるので、無理してトライする必要はないと思います。
▪ 単価が高くて買い手が限定的
油絵は、他の画法に比べると、制作時間が多くかかるほうだと思います。

管理人の場合、
ポストカードサイズのF0号で
約2週間の制作期間をみています。
完成してからニス(タブロー)を塗るまでに半年くらいの乾燥期間が入るわけですが、やっと出来上がった作品を販売しても、売れるまでに数ヶ月かかることもあります。
何が言いたいかというと・・・
この「時間とお金のバランス」は、想像以上にシビアです。
絵は 芸術 であると同時に、 商品(モノ) でもあります。
どれだけ情熱を注いで描いても、買い手がいなければ収入にはなりません。

『頑張った!』で評価されるのは
小学生までです。
油絵をはじめ、すべてのアート作品は、「生活必需品」ではありません。
そもそも絵をほしい人は限られているため、市場自体が狭いのです。

売り手(作家)は
星の数ほどおりますが・・・ね。
▪ 「自分の絵」と「売れる絵」のギャップ
「自分の描きたいもの」と「売れるもの」は、必ずしも一致しません。
実際、売れる絵にはある程度の 売れ筋 や トレンド があります。

売れ筋やトレンドにのっかってみても
確実に売れるわけではないけれど・・・
ですが、売れ筋やトレンドばかり描いていると、次のような悩みがでてきます。
- 絵を描くのがつらくなる・・・
- 自分の作風を見失う・・・
- 絵そのものが嫌いになってしまう・・・
「売れないと生きていけない。でも、自分の絵を捨てたくない・・・」
このようなジレンマを感じて、苦しんでいる作家の声はちょこちょこ聞きます。

管理人の場合は
絵を描ければ何でもいい派なので、
その点は幸いでした。
▪ 結論
以上が『絵で食うことが難しい』理由です。
そんなわけで、会社が破産して安定した収入がなくなったことをきっかけに、 描き続けるための副業 を探しはじめたのです。
絵描きが活かせる!おすすめ副業7選
ここからは、管理人が調べた中で「絵描きであることを活かせそう!」と感じた副業を次の7つご紹介します。
収益化スピード、リスク、スキルレベルなども正直に書いてみました。
興味のあるところから、ぜひチェックしてみてください◎
1. ココナラ・Skebなどでイラスト受注(即金系)
「自分の絵」がそのまま収入に?!
副業の王道
「絵で稼ぎたい!」と考えた時、最も直感的な手段がご依頼を受けて絵を描くことです。
最近では、SNSフォロワーが少なくても仕事を受けられるイラスト依頼サービスが増えています。
特に有名なのは、ココナラや Skeb。
どちらも、自分の絵柄を活かしたプロフィールやポートフォリオを載せておけば、依頼が来る可能性があります。
ココナラとSkeb、それぞれの特徴
ココナラ
- やり取りが丁寧
- 商用依頼や長期取引向き
Skeb
- 一発勝負型
- メッセージ不要・リテイク不可で気楽
どちらも、絵柄 に魅力があれば十分戦える世界です。
ただし、本格的に「副業として取り組みたい」のであれば、柔軟な価格設定・やり取りができるココナラのほうがおすすめです。
そしてSkebの魅力は 気軽さ と言えます。
Skebはメッセージのやり取りやリテイクが一切なく、「提示された条件で描くだけ」という一発納品スタイルが特徴。
気を使わずに描きたい方には、案外こちらのほうが合う場合もあります。
ココナラのメリット
- 報酬がはやくもらえる(依頼→納品→数日で入金)
- 商用OKの案件が多く、リピーターも狙える
- 実績ができ、自信にもつながる
ココナラのデメリット
- 価格競争に巻き込まれがち
▶▶▶特に最初は低価格でしか受けられないこともあります。 - 納期プレッシャーで絵を描くことがしんどくなる可能性
▶▶▶「趣味の絵」と「仕事の絵」が分けられないと、消耗してしまうケースも。
\ 管理人はこう使いました /
実際に、管理人もココナラにクリエイター登録をしました。
登録は無料で、ポートフォリオを数点アップするだけでもOK◎
はじめたばかりでも、プロフィールやジャンルの絞りかたを工夫すれば、意外と反応があります。
まずは小さく絵の仕事を体験してみたい方におすすめです!【コチラ】
2. ストックイラスト(PIXTA・AdobeStock)
描いた絵が、何度も売れる世界がある?!
資産型の収益
「描いた絵が、何度も売れる世界がある」──。
それがストックイラストの魅力です。
ストックイラストの特徴
ストックイラストとは、自分が描いたイラストや素材を、PIXTA・Adobe Stockなどのサイトに登録し、
利用者(企業・個人)がダウンロードするごとに報酬が入るというサイトです。
メリット
- 資産型の収益になる
▶▶▶一度描いた絵が働き続けてくれます◎ - 月1回しか描けなくてもOK
▶▶▶ストックが増えれば増えるほど収益は安定するかも? - 一度にたくさんアップすれば、しばらく休んでも収益が出る可能性もあり
デメリット
- 審査がある
▶▶▶初回登録の時&毎回の投稿時の両方で審査があります。 - 描きたい絵より「需要のある絵」が求められる
▶▶▶ニッチすぎるアートは不採用になることも・・・ - 即金性は低め
▶▶▶安定収益には時間がかかります。
ストックイラストのはじめかた
PIXTAやAdobeStockの公式サイトからクリエイター登録が必要です。
🔗 PIXTA公式:https://pixta.jp
🔗 Adobe Stock:https://stock.adobe.com
- 「アート」より「実用」重視で考えると◎
- 時間があるときにまとめて描いて投稿しておくのが効率的
- ジャンルを絞ると購入率が上がる
▶▶▶例:動物、ビジネス、風景など
ストックイラストは、「即金」ではない「持続型」の副業となります。
絵のスキルを“じわじわ資産化”していきたい人や、デジタルイラストを描ける方におすすめです◎
3. アート系ブログ運営
「描く」ことを「書く」?!
副収入になる資産
「描く」ことが得意なら、「書く」ことも副業にすることが可能です。
それがブログによる収益化です。
ブログ運営の特徴

自分のブログを作って、そこにGoogleアドセンス(広告)やアフィリエイトリンクを貼ることで、
読まれるたびに広告収入が発生するという仕組みです。
メリット
- 在庫なし・場所いらず・完全オンラインOK
- 描いた経験・失敗・工夫すべてがネタになる
- 記事が読まれ続ければ、放置収益も狙える
デメリット
- 収益化まで時間がかかる
▶▶▶月1,000円以上稼ぐのにも数年もかかることがあります・・・ - アクセス数はとにかく伸びづらい
- 継続的な更新がやや負担になる可能性
\ 管理人はこう使いました /
最初の数ヶ月は『誰も読んでない空間に記事を書き続ける』という心の強さが必要です。
少しずつ展示のことや画材レビューの記事が検索にひっかかるようになって、アクセス数も少しずつ伸びてきました。
最初の収益は数十円で、今も副業と言えるほどには育っていませんが、少しずつでも成長している実感もあり、引き続きトライ&エラーを繰り返してゆく所存です。
収益方法 | 仕組み | 登録・活用メモ |
---|---|---|
Google AdSense | 広告表示で1クリック数円〜数十円発生 | まだ合格できていません |
もしもアフィリエイト | Amazon・楽天の商品リンクで報酬発生 | 登録済 → 書籍紹介や画材レビューに活用予定 |
A8.net | サービス登録や資料請求で成果報酬が発生 | 登録済 → 別途SNS経由で使用中 |
ブログのおすすめのはじめかた
- 自分の得意・経験を洗い出す(例:展示トラブル/SNS攻略法)
- 誰かの「悩み」視点で記事にする(検索されやすくなる)
- アドセンス+アフィリンクを設置(収益化の基盤)
- 経験を言語化することが好き
▶▶▶失敗談も躊躇なく発信できると検索にかかりやすいようです。 - 書くことが苦ではない
- コツコツ作業が苦ではない
- ある程度の時間をブログにあてられる
▶▶▶時間があるときにまとめて書いて投稿しておくのがおすすめです。
文章=副収入の資産になる時代です。
管理人は元々ノートにまとめることや、じぶんの失敗談をあけっぴろげにすることが好きだったこともあり、思いのほかブログ運営が楽しく続けられています。
言語化するトレーニングにもなっていますし、一石二鳥なブログが今後成功したら、とても嬉しいです。
4. 絵を“モノ”として販売する(メルカリ・SUZURI・BOOTH)
在庫を“作品”に変える?!
絵のグッズ・商品化
「原画は売れない・・・でも、小さいモノや日用品にすれば、手に取ってもらえることがある」
それを実感できるのは、この物販系副業です。
アート好きなライト層と直接つながれる、意外なマーケットを活用しましょう◎
物販系副業の特徴
物販系副業の選択肢は主に2つ
分類 | 代表サービス | 特徴 |
---|---|---|
在庫型 | メルカリ | 余った原画・小作品・ポストカードなどを直接販売 |
無在庫型 | SUZURI/BOOTH | デジタルデータをアップするだけでグッズ化・発送も自動 |

それぞれの特徴について
まとめてみます。
メルカリ(在庫型)
- 小品・過去作・ポストカードの再販が可能
- 価格は安くても「確実に届く」相手がいるのは大きな力になる
- 匿名発送が可能
SUZURI/BOOTH(無在庫型)
- 描いた絵のデータを登録するだけでTシャツやステッカーが作れる
- 印刷・発送・決済もすべて自動(在庫リスクゼロ)
- デザインを更新しながら「受注生産型ショップ」として運用できる
“絵がほしい”という需要は少なくても、“絵の入ったモノ”の需要は思った以上にあります。
物販は、「日常生活の中にアートを取り入れたい」という方とつながることのできる、新しい接点になります。
このあたりは今後、以下のような記事でさらに深掘りしていく予定です◎
- 【保存版】SUZURIで売れるグッズの作りかた&売るためにするべきこと
- 【体験談】メルカリでアートを売るときの注意点と売れ筋商品の考察
5. 美術教室の講師
「描く」を「教える」?!
副収入になる資産
「絵は売れづらいけど、“教えること”なら需要があるかもしれない」と思い、講座を開講してみました。
講師の仕事の特徴

自分の得意な技法や世界観を活かして、絵画教室・ワークショップ・講座を開催する副業です。
メリット
- ファンとのリアルな接点が生まれる
- 対面だと作品購入につながるケースも
- 1人あたり3,000円〜5,000円の単価も珍しくない
▶▶▶少人数でもそれなりの収益に
デメリット
- 対面の場合、会場費・道具・交通費がかかる
- 集客が難しい
▶▶▶SNSや地域ネットワークを利用する必要があります。 - 人前が苦手だとシンプルに辛い
\ 管理人の経験談 /
最初の1回目は、不安のあまり全く眠れませんでした。
与えられた時間の中で、絵が完成するのか、質問されたことにわかりやすく回答できるのか・・・
ありがたいことに生徒さん達に恵まれたおかげで、回数を重ねる内に少しずつ講師として成長できました。
作品が仕上げる時は、毎回大盛り上がりで、本当に楽しいひとときです。
講師の経験から学んだことは、「絵を通じて誰かとつながることの楽しさ」と、「絵の個性はその人の個性」ということです。
自分の絵を深めていくには、たくさんの人との出会いや交流が大切です。
生徒さんから教わることも多く、それが自分自身の大きな成長にもつながっています。
講師の種類
方法 | 特徴 |
---|---|
カルチャーセンター等に登録 | 地元の講師枠に応募する/報酬は安定するが取り分はやや少なめ |
SNSで個人募集 | フォロワーに向けて開催告知(Instagram/Xなど) |
貸しスペース | 会場をレンタルして、自分で企画開催。自由度は高いが集客力が必要 |
オンライン講座 | 交通費・会場なし。全国どこからでも受講可能。スライドなど事前準備はやや多め |
- 人と直接つながるのが好きな人
- 絵を描くことの「プロセス」や「楽しさ」を伝えたい人
- SNSやブログで一定のフォロワーがいる人
▶▶▶集客に有利です。
教室やワークショップは、おえかき人口を増やせる活動のひとつです。
収益はもちろん、得られることも多いので、人とコミュニケーションを取ることが苦でないなら、一度は体験してもらいたい副業です。
6. LINEスタンプ制作
絵が “しゃべる” 副業?!
自分のキャラを商品化
「ちょっとしたイラストが、誰かの会話の中で使われている!」
・・・それが、LINEスタンプの魅力です。
LINEスタンプの特徴
制作したスタンプは、LINE STOREに登録すれば、世界中の人が購入可能です◎
販売価格は120円〜。
1セット作れば半永久的に売れ続けるチャンスもあります。
ざっくりと制作の流れ
- キャラクター・テーマを決める
- 最低8個〜40個のスタンプ画像を作る
- LINE Creators Marketに登録し、申請・審査
- 審査通過後、販売スタート!
メリット
- 自分のキャラクターや世界観を表現できる
- 完全デジタル完結
▶▶▶印刷・発送なしで参入可能です◎ - 一度作れば在庫なしで“自動販売”される
- 世界中のLINEユーザーが対象
▶▶▶販売エリアは広いです。 - 絵が苦手でも「ゆるかわ系」「手書き風」などいろんな需要あり
デメリット
- 初期より競合が増え、売れにくくなったのが現実
- セリフ・センスに頼る部分が大きい
▶▶▶イラストの魅力だけでは弱いです。 - 1セット最低8個(推奨40個)作るのは地味にきつい
- 売上の分配率は約35%前後
▶▶▶LINE側の分配が多いです。 - SEOや販促をしないと埋もれやすい
▶▶▶SNS連携で宣伝する必要があります。
正直、簡単には売れません。
競合が増えすぎたのと、スタンプ自体の人気が落ち着いたためです。
とはいえ、オリジナルキャラクターや世界観を届ける手段として「スタンプ」はおすすめです。
作品を見てもらう“入り口”や、ファンとの接点を作る手段として考えるなら、今でも十分に価値ある副業のひとつだと思います。
7. アート系YouTubeやTiktokの収益化
“描く過程”が価値になる?!
オリジナル番組をつくる
SNSで「ただ描いている動画」が何万回も再生される──
今では当たり前の光景になりました。

アートの完成品ではなく、その過程や描いている姿はエンタメになります。
そんな可能性を秘めた副業が、YouTubeやTikTokです。

よくあるテーマは次の4つです。
メリット
- 「描く」という日常そのものがコンテンツになる
- 無料ではじめられ、スマホ1台あれば参入できる
- 海外の視聴者も取り込める
▶▶▶字幕や言葉がなくてもわかりあえるのが絵の世界です。 - YouTubeは広告収益、TikTokはギフティング・企業案件など複数の収益手段
- 他サービス(SUZURI・LINEスタンプ・講座など)への導線にもなる
デメリット
- 撮影・編集・投稿など、作業が意外と多い
- 伸びるには継続と試行錯誤が不可欠
- 収益化までには一定のフォロワー・視聴時間が必要
▶▶▶YouTubeは1,000人/4,000時間など
描いている姿に興味がある人はたくさんいます。
描く行為そのものを価値に変える──それが動画副業の魅力です。
「この人の描く様子が好き!もっと見たい!」と思ってもらえれば、そこからファンがつき、作家活動がより充実したものになると思います。
【リアル体験】実際にはじめた副業
アフィリエイトブログ(油絵ブログ+雑記)
管理人は、日々制作を続けながらブログを運営しています。
「絵に関すること」「画材レビュー」「アート活動のリアル」など、絵描き目線の情報を発信するよう心掛けています。
正直に言うと、今のところGoogle AdSenseの審査は何度もの不合格続き、アフィリエイト収益も千円に満たないという、かなり少額の収益です。
それでもブログ運営を続けている理由は、「絵描きのリアルな声」や「簡単に絵を描く方法」という情報を届けることに需要があると信じているからです。
建前なしの本音のみで運営しています。

忖度あってなのか
美術界のリアルは
あまり発信されていない印象です。
少しずつアクセスが増えてきているので、ブログは長期戦なので、焦らず続けることが大切です。

ご訪問くださった
あなたに感謝です!
原画アートのレンタル(Casie)
管理人の作品もいくつかがCasieの審査に通り、原画を預けています。
審査はかなり厳しめですが、作品がレンタルされるたびに報酬が入るというシステムがかなりお気に入りです。
レンタルの間に作品が評価されれば、そのまま購入につながる可能性もあります。

管理人の作品も
ありがたいことに
販売にいたったことがあります。
販売不可にすることもできるので、原画を手放すことなく、継続的な収入も期待できます◎
まとめ|副業は「逃げ」ではなく「選択肢」
絵を描くことだけで生活するのは難しい時代。
だからこそ、副業は決して「逃げ」ではありません。
副業をはじめることで、生活の安定だけでなく、気持ちの余裕や新しい可能性が生まれます。
この中に、あなたに合う副業がきっとあるはず。
無理せず、少しずつ挑戦してみてください◎
次回は、私の「会社が倒産したあの日」と、そこからどうやって前に進もうと思ったかを書きます。

需要あるのかしら?
どうぞお楽しみに!

最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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