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はじめて油絵をトライするあなたへ!何を買うべき?予算最小限ver. ★初心者さん必見★

油絵
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管理人
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えかきのおえかき草紙そうしへようこそ

管理人のもげらです。

管理人が油絵をはじめたのは、社会人になってから。
趣味としてカルチャースクールへ通いはじめ、画材の知識と描きかたを軽く学びました。

カルチャースクールで用意すべき画材を提示されたのですが、すべてそろえるとなると結構な出費になります・・・
少しでも安くあげようと、絵具は訪ねた画材屋さんでいちばん安かった12色セットを、絵具チューブ最小サイズ(10ml)で購入しました。

管理人
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結果、あっという間に使いきってしまいました。。

そこで今回は、管理人も油絵歴がだいぶ長くなったので、これだけあれば何とかなる!という画材をもげら流どけち目線でまとめてみようと思います。

描くのに必須!三点セット

まずは油絵を描くことのみ・・・・・・で必要な画材に注目してみます。
お片付け道具や描くための環境を整えるなんてことは、いったん考えずにお話ししていきます。

描くのに必要な三点セットは、次の3つです。

  • キャンバス
  • 油絵具

この3つさえあれば、すぐに油絵を描くことができます。
それぞれについて、みてみましょう。

1.キャンバス(支持体)

まずはキャンバス

おえかきでいうところの紙の役割。
紙やキャンバスなど、絵具をのせていく土台を総称して支持体なんてむずかしく呼んだりもします。

油絵の支持体ツートップはキャンバス & パネル(板)だったりしますが、パネルは処理とかが面倒だったりもするので、油絵にある程度なれるまではキャンバスをチョイスするのがおすすめです。

ちなみにキャンバスには アクリル用油絵用 がありますが、下書きを鉛筆などで描いた後にすぐ油絵具で描くなら、どちらを選んでも大丈夫です。

管理人
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油絵具で描く前にアクリル絵具で軽く描きこみたい場合は、アクリル用のキャンバスを選んでくださいね!

キャンバスのサイズには様々な種類がありますが、描きたいものにあいそうなサイズ、飾りたいサイズを縦横比を見つつ選べばOKです。
キャンバスサイズについての詳細は、後日記事を書こうと思います。

管理人
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おたのしみに!

2.油絵具

はじめて油絵にトライする人には、油絵具のセット購入がおすすめされることが多いです。

3000円前後で10~12色セットを購入することができます。

最初の内はセットに入っている色を使って、少しずつほしい色やあまり使わない色を取捨選択していき、自分好みのカラーを決める・・・というスタイルです。


管理人が月1で開講している油絵講座(画材貸出式)では、絵具をセット購入していません。単品買いしています。

何色をそろえているかというと、色の三原色(マゼンタ・イエロー・シアン)と白。
この4色をベースに描いてもらってます。

コピーインクの原理で、色の三原色があれば、どんな色でも作れます。
白い絵具は数種類がありますが、講座ではチタニウムホワイトを使用しています。

管理人
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チタニウムホワイトは、キング・オブ・ホワイト。

最強の白です!

色の三原色は、メーカーによってどの絵具がそれに対応するか異なるので、いくつかのメーカーが提示している絵具名をまとめてみました。

管理人
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メーカーの油絵具にもシリーズがあるのですが、今回は定番シリーズに注目します!

マゼンタイエローシアン
ホルベイン油絵具キナクリドンマゼンタポリアゾイエローフタロブルー
クサカベ油絵具キナクリドンマゼンタパーマネントイエローライトオリエンタルブルー
マツダスーパー油絵具スーパーマゼンタパーマネントイエローライトシアニンブルー

また、茶色や黄土色、暗めの青や赤を追加でそろえておくと、更に深みのある色や渋い色も簡単に作れます。

絵具名でいうと、バーントアンバーやバーントシェンナが茶色系、イエローオーカーが黄土色です。

暗めの青にはウルトラマリン、暗めの赤はローズマダーやクリムソンレーキを使用しています。

管理人
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色を混ぜて思い通りの色を作れた時はうれしいです!

3.筆

油絵で使う筆は、豚毛をはじめとした動物の毛のほか、ナイロン毛動物とナイロンの混合の筆があります。

油絵を油絵らしく体験するためには、豚毛がおすすめです。
油絵具は水彩絵具やアクリル絵具と比べると、かなりもったりとした粘度の絵具なので、豚毛のような硬い毛との相性が良いです。

出費を抑えたいのであれば、筆は1本あれば大丈夫です。油絵を描きこんでいく内に、「もっと細かく描きたいな・・・」と思ったら、適宜新しい筆を追加で購入していくのがおすすめです。
値段の安価さで考えると、ナイロン毛もおすすめです。

筆にはたくさん種類がありますが、大きくわけると丸筆と平筆のふたつです。

丸筆はラウンド、平筆はフラットフィルバートというカテゴリ名になります。

丸筆は線も描けて細かい描きこみもできるやわらかい表現、平筆はベタ塗りやエッジをきかせた線の描写ができる硬い表現をしやすいです。
使いこなせるようになれば、どんな筆でもやわらかい表現も硬い表現も可能になります。

筆は消耗品でもあるので、何本かそろえて試してみるのも良いかもしれません。
ちなみに講座では、豚毛の丸筆を用意しています。

管理人
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直感で使いやすそうな筆を選んでみるのもいいですね。

ないと困るもの

次は絵を描いた後のお片付け用品など、ないと困るものについてです。
画材屋さんでしか購入できないものもあれば、家にあるもの、百円ショップなどでそろえられるものもあります。

  • テレピン(タ—ペンタイン)
  • ペインティングオイル
  • パレット
  • キッチンペーパー

1.テレピン

液体の油です。
使い方は、主に描き始めのタイミングでもったりとした油絵具をやわらかく溶くほかに、使い終わった筆を洗浄することにも使えます。

筆洗液という筆を洗う専用の液も販売されていますが、あえて買わずにテレピンで対応してる人もいます。
テレピンは揮発性油というカテゴリの液になりますが、揮発性油には他にぺトロールというものもあります。
ここであえてテレピンといったのは、筆の洗浄をするのにテレピンのほうが洗浄力(溶解力)が強いためです。

管理人
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テレピンで筆を洗わないのであれば、ぺトロールも良いですよ!

ぺトロールには無臭タイプ(オドレスぺトロール)もあるので、においが気になる人にはおすすめです。

2.ペインティングオイル

水彩絵具は絵具に含ませた水分が蒸発して乾燥する・・・という原理ですが、油絵具の場合、乾燥する際に絵具に含まれた液体の油ごと固まります。

細かくいうと、テレピンのような揮発性油は空気中に蒸発して、乾性油というカテゴリの液体が固まる液体です。
ペインティングオイルは、メーカーさんが独自に乾性油や揮発性油などを調合した、そのまま使える便利なオイルです。

管理人
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料理でいうところの合わせ調味料みたいな感じ。

においを抑えたオドレスタイプや、乾燥するとテカテカな光沢感が得られるタイプ、マットな質感になるタイプなど、バリエーションも豊富です。

もったりとした油絵具をやわらかく描きやすくすることもできるので、ひとつあると便利です。
講座ではオドレスがつく無臭オイルを使用しています。

3.パレット

絵具をしぼりだし、絵具を混色するスペースになる道具です。
木製タイプ使い捨ての紙タイプがあります。
おしゃれな作家さんだと、ガラスや大理石のパレットを使う人もいます。
ガラスや大理石は重たいので、持ち運びには向きません。

管理人は一時期、木製パレットを使用していたのですが、性格的にケアするのが面倒になってしまい、それ以降紙パレット一筋です。
ただ、かれこれン十年間木製パレット愛用者である先輩作家さんから、「その日の作業終わっても絵具はそのまま。拭き取らないよ!上から絵具をどんどんつぎ足すのさ。ン十年分の絵具の地層が、これまたアートだよ!」という話を聞いて、パレットの掃除しないならいいかもしれない・・・とも思ってます。

管理人
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もはやパレットではなく、四角い絵具の巨大な塊になってるそうな・・・

4.キッチンペーパー

筆についた絵具をぬぐったり、お片付けの際に使用します。
百円ショップやスーパーで売っているものでOKです。

5.皿

ペインティングオイルを入れるのに使います。
画材屋さんでは油壷という名前で専用のものが売られていますが、室内で座って描く際に、その時に使う分のオイルを入れるだけなら、百均の小皿で十分だと思います。
野外で油絵を描く場合は、持ち運びでこぼれたりしない油壷のほうがおすすめです。

まとめ

以上、【油絵をはじめる、何を買う?~予算を最小限にしたい場合~】についてでした。
この記事の内容をまとめると・・・

必要な画材道具

  • 支持体(キャンバス)
  • 油絵具
  • パレット
  • 揮発性油(テレピン)
  • ペインティングオイル
  • キッチンペーパー

今回は予算を抑えることをテーマに必要な画材道具をまとめてみましたが、本格的に油絵に挑戦したい場合編もその内記事にしていこうと思います。

管理人
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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