
『おえかき草紙』へようこそ!
管理人の もげら です。
油絵を描き終えた後の筆洗い、みなさんはどうされていますか?

画材店で買っとるで~
使い捨てっぽい小さい透明のヤツ!
管理人は百均で買ったガラス瓶に筆洗い液を注いで使っています。
かれこれ10年くらいこのスタイルを続けていて、特に問題はありません。

専用の容器じゃなくても
平気なんだね・・・!
この記事では、管理人が実際に使っている筆洗い瓶や、自作瓶と専用筆洗ボトルの違いを見ていきます。
どちらもあり!
自分に合う筆洗いスタイルを探してみましょう◎
オリジナル|百均ガラス瓶での筆洗い
管理人が使っている筆洗いは、百均で手に入れたガラス瓶を使っています。


10年使ってもまだ大丈夫です!

・・・年季入ってるね。
ガラス瓶にクサカベの無臭クリーナー(筆洗い液)を注いで使ってます。
無臭クリーナーは名前の通りにおいがほぼしないので、においが苦手な動物などの家族がいる方におすすめです◎

においがなくても
換気は絶対してね!
描く頻度にもよると思いますが、結構描く人でも1Lもあれば1、2年くらいは持つと思います。
筆洗いで準備するもの

筆を洗う時に必要な物は次の通りです↓
ひとつずつ詳しく見ていきます
ガラス瓶
口が広めのどっちりした形のガラス瓶がおすすめです。
管理人の場合、刷毛もよく使うので、刷毛が入る程度の大きさの瓶を使っています。

また、蓋つきの物を選べば保管もバッチリです◎

ジャムの空き瓶とかでも
良さそうやな~・・・
筆洗い液(油絵用)
油絵の筆洗い液は、実は何種類かあるんです。
- 通常タイプ
- 無臭タイプ
- リンス入り
- 水性タイプ
まだ慣れない内は、2.無臭タイプがおすすめです。
においがきつかったり、リンス入りや水性タイプは扱いが少し独特なので、まずはシンプルで油絵特有のにおいも少ないタイプを試してみるはいかがでしょうか?
中性洗剤
筆の仕上げには、中性洗剤を使うと毛先がすっきりきれいになります。
食器用の液体洗剤でOKです。

管理人はレモン石鹸を使ってた頃もあります。
絵具の落ちは良いし、
洗い上りも筆先がやわらかくなって
優秀な仕事してくれましたよ!

気になる場合は
筆洗い専用の固形石鹸もあるのよね。
筆洗いのやりかた|基本の流れ


実際の流れは次のような感じです。
- ステップ1余分な絵具をぬぐい取る
\ ポイント /
いきなり筆洗い液に筆を突っ込まない
描き終わった筆はまず、ウエス(ボロ布)やキッチンペーパーで毛の根元から毛先に向かって、絵具をしっかりぬぐい取ります。
- ステップ2筆洗い液(ガラス瓶)でやさしく押し洗い
\ ポイント/
筆を強くゴシゴシしないこと
絵具をぬぐったら、ガラス瓶に入れた筆洗い液で洗います。
毛先を広げたり、瓶の底に筆を強くゴシゴシと押し付けると、筆の寿命が縮むので注意しましょう。ある程度洗ったら、キッチンペーパーで液をぬぐい取ります。
何度か続けて、色が出なくなるまで洗いましょう。 - ステップ3中性洗剤で仕上げ洗い
\ ポイント/
やさしくもみ洗い
いよいよ、筆洗いの仕上げです。
中性洗剤(少量)を手に取り、指の腹で毛先をやさしくなでるようにもみ洗いします。泡が白く泡立つようになるまで、水ですすぎつつ繰り返し洗います。

最後に水でよ~くすすぎます。
洗剤が残ってしまうと筆のダメージになってしまうので、すすぎ残しのないよう注意しましょう。
最後に、筆のカタチを整えてから乾かすと筆先がキレイに整うので、次に描く時の気分が良くなります。
筆の乾かしかたについては、習字の筆のように毛先を下に吊るすとか、横に寝かせて乾かすとか、色々な説があると思います。
色々試してきましたが、こうしないと持ちが悪くなるとか、良くなるとか、管理人の体感的に違いはあまりありませんでした。
一番やりやすい方法で乾かすと良いと思います。
ただし、必ず自然乾燥で。
うっかりドライヤーなんかで乾かしてしまうと、毛がトルネードしたり変なクセがついてしまったりするので、そこだけ注意してください。
筆を長く使うには、乾かしかたよりも洗いかたのほうが重要だと管理人は思ってます。
この2つを守れば、筆は思う以上に長持ちしてくれます◎
洗いかたのポイント|摩擦ダメージを最小限に
油絵の筆洗いで一番大切なのは、いかに摩擦ダメージを与えないかです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、洗いかたひとつで寿命が大きく変わります。
逆に言えば、特別な道具を使わなくても、洗いかたを意識するだけで筆はしっかり長持ちするんです。

筆の寿命が縮むNG行動は
次の通りです↓

つけ置きとか
良さそうと思ったんやけど・・・
つけ置き洗いが筆に良くない理由
「汚れが落ちにくいから、しばらくつけ置きしておこう!」
そう思いますよね?
良い案に思えるのですが、油絵の筆ではつけ置き洗いは基本的におすすめできないんです・・・
理由は大きく分けて3つあります。
1.接着剤が劣化する
多くの油絵筆は、毛束の根元を接着剤で固定しています。
筆洗い液に長時間つけたままにすると、この接着剤が少しずつ溶けて弱くなってしまうんです。
その結果、
といった筆の劣化が進行していきます。
2.毛先が広がりやすくなる
筆を立てた状態でつけ置きすると、毛先に負荷がかかり続けます。
その状態で時間が経つと、毛先が開いたままクセづいてしまい、元に戻りにくくなります。

一度クセがついてしまうと
もう元には戻らないと思っておきましょう。
3.つけ置きは筆へのダメージに対して得られる効果が小さい
つけ置きすればこびりついた絵具もしっかり落ちそうですが、実際にはつけ置き効果はあまりないんです。
つけ置きに関しては、得られるメリットよりもデメリットのほうが多いので、管理人としてはあまりおすすめできません。
どうしても落ちない時はどうする?
筆は「汚れをこそげ落とす」ものではなく、液の中で絵具を浮かせて落とすイメージで扱うのがポイントです。
どうしても絵具が残ってしまった場合は、つけ置きではなく、短時間×複数回洗いがおすすめです。
つけ置きよりもこの流れを繰り返したほうが、筆への負担は少なくなります。
また、瓶の底に毛先を強く押し付けてしまうと、筆先が広がったり、クセがついたりして元に戻らなくなります。

瓶の底などに押し付ける場合は
やさ~しくが鉄則です。
描き終わったらできるだけ早く洗浄することも重要です。
時間が経つほど絵具が固まり、洗浄時の摩擦が増えてしまうからです。
筆を長く使うために意識したいことは、次の2点です。
この2つを守るだけで、筆の持ちは驚くほど変わります。
ぜひ試してみてください◎
専用容器の筆洗器
ここまで百均のガラス瓶での筆洗いを紹介してきましたが、画材店では油絵用の専用筆洗い容器も販売されています。
油絵用の筆洗器は、蓋がないタイプや蓋があっても密閉できないタイプがあります。
管理人のおすすめは、蓋があって密閉できるカタチです。

万が一倒しちゃっても
セーフになるからおすすめです。

ひっくり返すとこ
見たことあるで。
使いかたはガラス瓶と同じで、筆洗液を注いで使います。
穴の開いたフィルターが真ん中くらいにあり、フィルターより下に油絵具が沈殿していくカタチになってます。
筆をしごくパーツもあり、油絵専用道具だけあって、機能性も高いです。

・・・お値段もね。
ボトルタイプの筆洗い
プラスチックボトルの中に筆洗い液が入った、そのまま使えるタイプもあります。
基本使い捨てですが、管理人は筆洗い液が空になったボトルを一度キレイにして、再利用することもあります。

ボトルの下のほうに
たまった油絵具をとるのが
大変そうやな・・・

キレイになった時の
達成感は貴重よね。
どんな人におすすめ?
最後に、それぞれの筆洗いスタイルにどのような人が向いているのか考えてみます。
百均ガラス瓶がおすすめな人
管理人のように、とにかくコストを抑えたい人には、ガラス瓶をおすすめしたいです。
専用筆洗い容器がおすすめな人
快適かつ本格的を目指すのであれば、my筆洗器を持つのがおすすめです◎
筆洗いボトルがおすすめな人
一番面倒でなく、持ち運びも気軽にできるのはボトルタイプの筆洗いです。
不安を抱えている初心者さんにはコチラをおすすめします。

掃除しなくていいんなら
オイラはコレ一択や!
まとめ|自作でも十分使える理由
油絵の筆洗いは、必ずしも専用の道具でなければいけないわけではありません。
専用の道具がなくても、洗いかた次第で筆はしっかり長持ちします。
この記事でお伝えしたポイントを振り返ると、
この3つを意識してみましょう。
まずは身近な道具で始めてみてから、専用容器を検討するのも良いかもしれません。
専用の道具がなくても、油絵を楽しむことはできちゃいます◎

最後までお読みいただき
ありがとうございました!
