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「油絵ってなにが楽しいの?」そんなあなたへ。油絵の魅力を5つ紹介!

油絵
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管理人
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『えかきのおえかき草紙そうし』へようこそ!

管理人の もげら です。

絵を描くといっても、その手法はたくさんあります。

色えんぴつ、クレヨン、パステル、マーカー、水彩、アクリルなどなど。

今回は、主に油絵具を使って制作する管理人が思う、油絵の魅力についてまとめていきます。

たくさんの人に油絵をトライしてもらえると嬉しいです。

油絵の特徴

油絵には独特な特徴があります。

管理人
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管理人が思う油絵の特徴はこちら!

油絵の特徴
  • 歴史がある
  • 表現の幅が広い
  • 乾燥するのに時間がかかる
  • 失敗が失敗にならない
  • 耐久性に優れている

ひとつずつみてみましょう。

歴史がある

油絵の技法を確立したのは、14~15世紀を生きたネーデルラントの画家 ヤン・ファン・エイクといわれています。

かれこれ600年近くの歴史があるわけですから、先人たちにより、たくさんの技法が編み出されています。

ネーデルラントのフランドル地方で栄えた美術グループを、フランドル派と呼びます。

管理人
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ヤン・ファン・エイクは、フランドル派のひとりです。

インターネットで「油絵 歴史」と調べると、ファン・エイク兄弟の名前が出てくると思いますが、ヤン・ファン・エイクは弟にあたります。

管理人
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兄の名前は、フーベルト・ファン・エイクです。

ふたりとも優れた画家だったといわれています。

油絵技法は、ファン・エイク兄弟が確立させたといいますが、彼らが油絵技法を1から作り出したわけではありません。

ヨーロッパ地方で油絵の原型がうまれて、それをきちんと技法として整理したのがファン・エイク兄弟です。

2008年に新たな発見がありました。

管理人
管理人

最古の油絵がヨーロッパではない場所で発見されたのです!

最古の油絵アフガニスタンバーミヤン遺跡仏教壁画という説が新たに発表されました。

このことが発見されたきっかけは、人によるバーミヤン遺跡の破壊行為です。

管理人
管理人

破壊されたら「修復せねば!」という話になりますね。

なるべく元の状態に復元したいわけですから、壁画に使用された素材は何か、細かく調査をします。

壁画の成分を調べてみたら油絵技法であることがわかったそうです。

管理人
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油絵は、5~6世紀頃に既に誕生していた技法だというわけです。

そして描かれた画題は、仏教壁画・・・。

油絵による宗教絵画というと、多くの人がキリスト教を想像すると思いますが、最古の油絵は仏教だった・・・というわけです。

memo.
  • ネーデルランド
  • フランドル

現在のオランダ・ベルギーあたり。

現在のベルギー北部・オランダ南部あたり。

表現の幅が広い

油絵には、たくさんの技法があります。

どの技法・表現を選択するかで、完成した作品も千差万別です。

絵具をうすくといて、何層も何層も色を重ねていく描きかたもあれば、絵具を厚く重ねてどっしりとした画面をつくる描きかたもあります。

表現の幅が広すぎるため、どの技法を使うか悩むこともありますが、じぶんが描いてみたいイメージがある場合、思った通りの表現で描けるという魅力があります。

乾燥するのに時間がかかる

油絵は、絵具が乾燥するのに数日かかるので、慌てずじっくり描くことができるという利点があります。

乾燥をはやめたい場合には、速乾剤という便利な画材もあります。

管理人
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絵具をさっさと乾かして、どんどん塗り重ねていくことも可能です。

また、水彩絵具では絵具を水でといて描いていくわけですが、水はやがて蒸発します。

水気を含んだ色彩と、乾燥後の色彩には、若干のずれがあります。

その反対に、油絵具は基本、液状の油(乾性油)ごと固まっていくので、絵具のやせや、絵具が乾燥したときの色合いの変化が非常に少ないという特徴があります。

失敗が失敗にならない

油絵は、何層も何層も絵具を重ねていくことができる画材です。

そのため、今日思ったような描きかたができず、「失敗した・・・」と思っても、絵具の乾燥後にその上から描き直せるという強みがあります。

逆にその失敗があとからいい風合いを出す隠し味的な役割を果たすこともあるので、失敗が失敗にならない、唯一の技法だと思います。

耐久性に優れている

インクや水彩絵具で描いた絵が、いつの間にか色あせてた・・・
そんな経験はありませんか?

管理人
管理人

日焼けして色がぬけてる状態のポスターとか、たまにみかけます。

油絵の耐久性は、200年、300年・・・いや、もっとそれ以上です。

絵の表面にホコリや汚れがこびりついていき、色彩がしぶいものとなったとしても、適切な処理をすることで、当時の色彩を取り戻すことが可能です。

時を越えて、その時の画家が表現した色彩そのものを、現代を生きる私たちがはっきりと見ることができるのです。

「本当にそんなに絵が持つの?」とも思いますが、油絵の歴史がそれを証明してくれています。

油絵はたのしい

どの画材にもいえることですが、油絵には他と違った独特な特徴があります。

油絵と聞くと、難しそうな印象を持たれるかたも多いと思いますが、思い切ってトライしてみたら思いのほか楽しくて、のめりこんでしまった・・・という人も結構います。

管理人
管理人

そういえば、習い事が1年と続いたことがない管理人の母も気づけば油絵歴10年でした。

このブログがどなたかの「油絵やってみようかな?」のきっかけになったら、嬉しいです。

管理人
管理人

最後までお読みいただき

ありがとうございました!

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