この記事でわかること
▪ 初心者におすすめのキャンバスサイズ
▪ F3・F4・F6・F8・F10号の特徴
▪ 大きなキャンバスを選ぶ時の注意点
▪ 目的に合わせたキャンバスサイズの選びかた
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『おえかき草紙』へようこそ!
管理人の もげら です。
油絵のキャンバス・・・
小さいサイズから大きなサイズまで、たくさんのサイズがあります。

カタチもいろいろよね。
このように、キャンバスのサイズ選びで悩んでしまう方も多いと思います。

ほんま悩むで!
この記事では、油絵のキャンバスサイズに注目して、号数の見かたや、それぞれの大きさの特徴、初心者におすすめのサイズについて解説していきます。
油絵のキャンバスサイズは「号」で表す
油絵のキャンバスは、
「F4号」「F6号」「F10号」のように号という単位でサイズを表します。
先頭につくアルファベットが同じの場合、
数字が大きくなるほどキャンバスの面積も大きくなります。

F4号よりも
F6号のほうが大きいってことね。
先頭につくアルファベットはF・P・M・Sの4種類で、
同じ数字の場合、長辺が同じですが短辺の長さが異なります。

縦横比が違うっちゅーことやな!
キャンバスのF・P・M・Sの違いや、号数ごとの詳しい寸法については、こちらの記事で詳しく解説しています↓

油絵初心者におすすめのキャンバスサイズは?
初心者さんであればF4~F6号くらいがおすすめです。
このくらいのサイズなら、油絵を練習するにも作品を完成させるにも扱いやすいサイズです。

大きすぎず小さすぎず・・・ってか?
また、目的によっておすすめのサイズは変わります。

こんなイメージです↓
F3号・・・小さく気軽に描きたい方
F4号・・・初めての油絵におすすめ◎
F6号・・・少し大きめに描きたい方
F8号・・・ある程度しっかり作品を描きたい方
F10号以上・・・大きな作品に挑戦したい方
それぞれのサイズについて詳しく見ていきましょう。
キャンバスのサイズ別|大きさと特徴
●●F3号
小さめのキャンバスなので、気軽に油絵を始めたい方に向いています。

A4サイズくらいです。

オイラは数字に細かい漢・・・
A4→210×297mm
F3→220×273mm

F3号は
100均にも売ってるよね。
制作時間も比較的短くすみますし、置き場所にも困りにくい点がメリットです。
描ける面積が小さいため、細かいモチーフや構図によっては少し窮屈に感じることもあります。
●●F4号
初心者が最初に使うキャンバスとして、かなり扱いやすいサイズです。
静物や花、身近な風景など、いろいろなモチーフに使いやすいと思います◎
「初めて油絵を描くけれど、あまり大きなキャンバスは不安」という方なら、F4号から始めてみるのもおすすめです。

F4号というサイズ指定の公募展もあったりします。
●●F6号
少し大きく、しっかりと描き込みたい方に向いています。

A3サイズくらいです。

オイラは数字に細かい漢・・・
A3→297×420mm
F6→318×410mm
モチーフを大きく配置できるので、構図の自由度が上がりますし、より細かいモチーフのセッティングも可能です。
初心者さんも無理なく挑戦しやすい大きさなので、F4号と並んでおすすめしたいサイズです。
●●F8号
作品らしい存在感が出てきます。
人物や風景など、ある程度大きく描きたいモチーフにも向いています。
その一方で、キャンバスが大きくなるほど、描く面積も増えます。
油絵を始めたばかりの方の場合、「思ったより時間がかかる!」と感じてしまうかもしれません。

背景とか塗りつぶすの大変そうやな・・・
●●F10号以上
大きな作品を大胆に描きたい場合に選ばれるサイズです。
広い画面を使えるので、ダイナミックな構図にしたり、複数のモチーフを配置したりできます。
ただし、初心者さんの最初の1枚としては少し大きく感じるかもしれません。
制作場所や保管場所も必要になるため、
最初から大きなキャンバスを購入する場合は、その点も考えておくと安心です。
初心者が大きなキャンバスを選ぶ時の注意点

「大きなキャンバスは、初心者には向いていない」というわけではありません。

「大きなキャンバスに描きたい!」
という思いがあるなら
ぜひチャレンジしちゃいましょう◎
ここからは、小さなキャンバスと比べた時の注意点についてまとめていきます。

なにごとも
心構えってだいじよね。
制作時間が長くなりやすい

大きいキャンバスは描く面積が広くなるので、完成までに時間がかかります。
「短時間で1枚完成させたい」という場合は、小さめのキャンバスのほうが挑戦しやすいと思います。
絵具を多く使う

描く面積が広くなれば、その分たくさんの絵具が必要になります。
特に広い背景を塗る場合などは、思った以上に絵具を使うことがあります。

30号くらいのキャンバスになると
完成までに20mlくらいの絵具1本分なくなることも・・・

特に白の減りがはやいとか
聞いたことあるで・・・!
油絵具の白の役割や種類について、こちらの記事で詳しく解説しています↓

保管場所が必要

完成した作品だけでなく、描き途中のキャンバスを置いておく場所も必要です。
大きな作品を描く場合は、制作スペースだけでなく、保管場所についても考えておくと安心です。
キャンバスを乾燥させる時の注意点については、こちらの記事で詳しく解説しています↓

持ち運びが大変
大きなキャンバスは、持ち運ぶ時に少し大変です。
例えば、作品を展示したり、教室や公募展などに自分で運ぶのには体力も精神力も必要です。
時には車が必要になったり、梱包方法もひと工夫しなければならないこともあります。
油絵のキャンバスは目的に合わせて選ぼう
「初心者だから、このサイズでなければいけない」という決まりはありません。
自分が何を描きたいのか、どのように油絵を楽しみたいのかによって、選ぶサイズは変わります。
練習としてはやくたくさん描きたいなら・・・

F3~F4号くらいがおすすめです。

小さめやと
気軽にスイッスイ描けそうやな。
油絵らしいサイズ感の絵を描きたいなら・・・
F6号くらいがおすすめです。
大きすぎず小さすぎず、作品としてもまとめやすいサイズです。

まとめ買いのほうが
割安になることもあるのね・・・
少し本格的にじっくり描きたいなら
F8号~F10号くらいがおすすめです。
ある程度の大きさがあるので、構図やモチーフをしっかり考えて描きたい場合に向いています。

完成した時は感動だね!
もっと大きな作品に挑戦したいなら・・・
F10号より大きいサイズも選択肢に入ります。
大きな画面ならではの表現を楽しめるので、
「大きな絵を描きたい!」という気持ちがある場合、ぜひ挑戦してみてください◎
小さすぎるキャンバスをおすすめしなかった理由
初心者なら、もっと小さいキャンバスのほうが簡単じゃないの?
・・・と思う方もいるかもしれません。
ハガキサイズくらいのF0号やサムホールサイズのような小さなキャンバスは、完成するととても可愛らしいです。
小さいので比較的早く描き上げることができますし、
使う絵具も少なくて済むので、コストを抑えやすいというメリットもあります。
でも、はじめて油絵具を使う場合、
思っている以上に絵具がもったりしていて、細かい描写が意外と難しいんです。
もちろん、
初心者さんもとても細い筆を使って細かく描いていくことはできます。
ただ、それでは最初から最後まで「ちみちみ」と描いて終わってしまい、
油絵ならではの絵具を厚く置いたり、筆跡を残したり、
大胆に画面をつくったりする楽しさを体験しにくくなってしまうんです。

せっかくなら
油絵具ならではの大胆な描きかたから
楽しんでみませんか?
そんな理由から、管理人は初心者さんには、
あまり小さすぎないキャンバスをおすすめしています。
まとめ
油絵のキャンバスは、さまざまなサイズがあります。
「何号を選べばいいのかわからない」という初心者の方は、まずはF4~F6号くらいから始めてみるのがおすすめです。
キャンバス選びに「絶対にこのサイズ!」という正解はありません。
最初は無理なく扱えるサイズから始めて、油絵を描くことに慣れてきたら、
少しずつ大きなキャンバス、もしくは小さなサイズにも挑戦してみるのがおすすめです◎

最後までお読みいただき
ありがとうございました!
油絵をはじめたばかりの方へ
「何から学べばいいかわからない・・・」という方向けに、道具選び・描きかた・乾燥方法・公募展への挑戦まで、初心者さんにおすすめの記事をまとめました。
まずは『油絵初心者向け完全ガイド』からどうぞ◎
